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推しを追いかけて今度はオーストリア一人旅してきた ①事前準備編

こんにちは。世の中はコロナでエライことになってますが、私は概ね普段通りの日常を過ごしています。

 

昨年私が勢いでベラルーシまで行ってきたことはご存知かと思いますが、今年はオーストリアに、一人で!行ってきました。今回の勢いはおよそ下記の要素で成り立っております。

・ユーロは楽しい

ANAの羽田-ウィーン直行便の就航開始

ベラルーシよりは英語通じそう

ベラルーシよりは冬が厳しくなさそう

・有休の使い道が他に特にない

 

さて、例によって旅行前から着手していた準備について振り返ります。今回は比較的メジャーな国が行先なので概要とかは書きません。大会会場があるグラーツオーストリア第二の都市で、ウィーンから鉄道で2-3時間ほどの距離です。大阪みたいなものと思ってください。あと試合自体については去年からそこまで変わり映えしないのであまり詳細には書かないつもりです。

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いい写真がなかったのでいきなりEXの記念写真。

 

ホテルの予約(2月頃)

ベラルーシの余韻も冷めやらないうちに、来年も行きたい気がする…とりあえず押さえとくか…とホテルだけ予約しておきました。オーストリアはやはり物価も安くはなく、6、7泊くらいで仮押さえしたと思いますが中くらいのランクっぽいホテルでも5万円くらいはする感じでした。市内の中心部のホテルを適当に3軒ほどチョイス。

これ以降しばらくは行くかどうか未定のまま放置です。航空券の値段や大会のHPはちょくちょく覗いていました。

 

大会会場の変更を知る(6月頃?)

当初の会場はグラーツ市内から割と行きやすそうなところ(ここ)とされており、ホテルもその会場からのアクセスで選んだのですが、知らない間に会場が変更されていたことが発覚。しかもアナウンスはひっそりとドイツ語でのみ行われていたようで、選手のファンアカウント経由で知りました。変更理由は同時期にホッケーの試合をすることになったから(らしい)、変更後の会場はグラーツ空港近くのド田舎……。運営の適当さや大会のホスピタリティが心配になる出来事でした。やっぱ行くのやめようか、、、、とも思いました。100年以上続く伝統ある大会なのにどんだけ人気ないんだ。

 

ユーロ通し券の販売開始(6月頃)

Twitterによるとこの頃発売だった模様。ただこのチケットも座席エリアのカテゴリ分けがなく、ショートサイドの片方はプレス専用で開放なしなのに€350といまいちな内容。この頃のANAウィーン直行便が往復12万円台~だったのでまた足踏みです。羽田発着のヨーロッパ直行便なので十分安いとは思いますが、当方貧乏サラリーマンですので。

 

航空券、ユーロ通し券を購入(9月)

ブレグジットとか色々あった結果、ユーロが120円台を割りました。マジで行くならチケット買うのも今かな、と思いつつANAのページを開いたら航空券が10万円台に下がっており、ええいままよ!と購入してしまいました笑 その勢いのままユーロのチケットも購入。ジャッジ席の真後ろが残っていて、面白そうなのでそこにしてみました。

航空券代はその後もウォッチしていましたが、11月ぐらいに9万円台まで一度下がってました。年始には12万円台になっていたので9-10万円台が底値ですかね。12月はルフトハンザとかBAがトランジット便のセールをやっていた記憶です。

ANA直行便の往路は深夜1時台に羽田を出て同日の早朝にウィーンに着くという超効率的な運航でありがたい。トランジット便やグラーツ行きも考えましたが、短時間トランジットにヒヤヒヤしたくないという思い(過去記事参照)があるのと、多少高くても効率よく移動したい!と思ったのでマイルもたまるしANA様にしました。

 

ホテルへ滞在日変更を依頼、ウィーンのホテル予約(11月)

グラーツのホテルは長めの日程で仮押さえしていたので滞在日の変更をお願いしました。値段はそのままでした…仕方ない。まだ複数のホテルをキープしていましたが、レスポンスがとても早くて丁寧だったこのホテルに決めました。会場近くのホテルに変えようかとも思ったのですがあまりにも周りに何もなくて尻込みしました。後で後悔しましたがw

hotelmariahilf.at

せっかくウィーン発着なんだし少しは滞在したいじゃないか!ということで、最後にウィーンで一泊しようとホテルを追加予約。シュヴェヒャート空港(ウィーン空港)のシャトルバス停留所がすぐ近くと聞いたのでこのホテルで。ウィーン西部、ドナウ川を渡ってすぐのところにあります。ウィーンのド真ん中でもないので朝食付で5,000円くらいと割と安めでした。

www.lenas-donau.at

 

飛行機以外の各種移動手段の確認とチケット購入(11月ー1月頃)

今回の旅程を改めておさらいします。

1/22早朝 シュヴェヒャート空港(蛇足ですが実はウィーン市外です)着

 ↓グラーツへ移動…①

1/22-1/27朝まで グラーツ滞在

 ↓ウィーンへ移動…②

1/27昼-1/28早朝 ウィーン滞在

 ↓空港へ移動…③

1/28昼前 シュヴェヒャート空港発

今回①から③の中距離移動で何を使うか考える必要がありました。オーストリア国内の中距離移動についてはいろいろ選択肢があるので各自ググってください。私の場合は下記の通りです。

 

①フリックスバス(空港→グラーツ、大人一人€12.50+座席指定€1.49+手数料€0.32)

ドイツ発の格安中・長距離バスです。ヨーロッパの主要都市はほぼ網羅している印象です。運行マップはこちら↓

global.flixbus.comシュヴェヒャート空港からグラーツ市までは鉄道を使う手もありますが、グラーツ中央駅から市街地まで若干の距離があります。空港から直接グラーツの市街地中心部(停留所がホテルまで徒歩圏内だった)に行けるものがあり、着いたらホテルに荷物を置いてすぐに会場に向かいたかったのでこの方法にしました。

とにかくフリックスバスは早めに買えば安い&街中で降りられるのが良い。インターネットで購入可能、アプリもあり。追加料金を払えば好きな席を選べます。出発30日前までならキャンセル可能ですが、返金ではなく1年間有効な同額のバウチャー(クーポンみたいなもの)発行という形式なので注意。

 

オーストリア国鉄(ÖBB)レイルジェット(グラーツ→ウィーン、大人一人€9.00+座席指定€3.00)

試合前はスピード感と効率重視でバス移動にしましたが、試合後はゆったり鉄道の旅を楽しみた~い。ということで帰りは国鉄にしました。「レイルジェット」という種類の路線です。この方法も早めに押さえるとかなり安価ですが、先に書いた通り主要駅までしか移動できないというデメリットもあります。設備は一番ちゃんとしてます(そりゃそうだ)。食堂車もあるよ!

www.oebb.at

こちらもインターネットで購入可能。購入すると、「この鉄道を利用することで車移動に比べて42.9kgの二酸化炭素を削減できます」というメッセージが出て面白かったです。あと国鉄サイトの読み込み画面のアニメーションが可愛いので利用する機会があったら注目してください。

 

シャトルバス(エアポートライン)(ウィーン→空港、大人一人€8.00)

ホテルが停留所近くだったので有無を言わさず空港へはシャトルバスで。こちらも国鉄が運営しています。ただ、あまりコスパは良くないと思われます。私が使った路線は1時間に1本の運行でした。インターネット購入可能。朝8時台のバスにしたのですが乗客は空港勤務っぽい方々が多かったです。

www.viennaairportlines.at

 

海外旅行保険購入(1月頃)

今回は一人旅ということもあり、また前回は沈黙していた(笑)iPhoneが健在だったり新しいカメラを買ったりしていたので、念のため旅行保険を買うことにしました。持っているクレジットカードの付帯保険には携行品の物損補償がなかったのもあります。ゴールドカードだとついてるものもあるみたいですね。ちなみに死亡保険などの保険金は、カード毎の契約保険会社が違っていれば加算されていくらしいです。

hoken.kakaku.com

プランは価格コムで比較して決めました。携行品補償を30万円にカスタムできた損保ジャパンの「off!」にしたのですが、事前に会員登録とかさせられてクソダルかったです。1/22-1/29までの保険期間で3,430円也。何かあっても損保ジャパンに電話すれば大丈夫、という安心代を買った感じですね。

 

次回予告

事前準備はこんなところでした。ベラルーシに比べるとかなりイージーですが、現地でいろいろしようと思うと手配することも増えますね。それも旅の醍醐味ですが。

次回は出発当日!ANAの直行便レポなどしようと思います。ではでは。